こんにちは、アルタロトです
僕の大好きなV系ロックバンドのDIR EN GREYの1stアルバム「GAUZE」を全曲レビューします!
GAUZEの全体的な印象
- インディーズ時代に単独武道館公演
- デビューシングルは3作同時発売、その内の1作「残-ZAN-」をMステで披露し、お茶の間をざわつかせる
- シングルのプロデューサーはX JAPANのYOSHIKI
など、衝撃的なデビューを果たしたDIR EN GREYの記念すべき1stアルバム「GAUZE」
メジャーデビュー後、初のアルバムという事もあり、まだまだ荒削りな部分もある
しかし、随所に現在に通じるセンスの良さも感じる
歌唱法や歌詞に初期「黒夢」の影響が色濃く表れている
GAUZE全曲レビュー
Schweinの椅子
メロディはシャウトでサビはクリーンというDIR EN GREYの王道スタイル
左から聞こえるギター(多分薫)が良い音を出してる
シャウト部分はライブで盛り上がりそう
→実際、発売後~six Ugly期までライブの定番曲となっていた模様
ゆらめき
メジャーデビューシングルの内の1作
当時の京の限界の音域を使用しているからか、ラスサビの最高音部分(hiB)は少しキツそう
やはり、ギターのフレーズが良い
恋愛ソングでメロディーが良いので一般受け良さそう
raison detre
意味は「存在理由」
今同じタイトルで曲を作ったら激しい系の曲になりそう
使用音域が低すぎず、高すぎないのでDIR EN GREYの中では歌いやすい
ベースの音が面白い
ギターソロがある
304号室、白死の桜
曲中にセリフが入るのが初期DIR EN GREYらしさを感じさせる
後半にウィスパーボイスを使う
サビであえてちょっと苦しそうに歌うという表現力の高さもうかがえる
Cage
オルゴールで始まり、途中にはX JAPAN・YOSHIKIのピアノが入る
ベースの音が前に出ているのが凄く好き
歌詞は重いのに曲はキャッチー
DIR EN GREYにしては珍しいベースソロがある
蜜と唾
セリフから始まる
クリーンからシャウトへ切り替えて歌っており、京のセンスが光る
初期黒夢からの影響を強く感じる
mazohyst of decadence
妖しい雰囲気のイントロで幕を開ける
中絶を胎児視点で描いた曲のため悲痛な叫びに聞こえるシャウトが随所で使われている
正直、聴いていてあまり心地良いものではない
けど、こういった「痛み」、「現実世界の裏の部分」を伝える曲は大切だと思うので、ぜひ一度は聞いて欲しい曲
あまり知られていないが、中絶は三大疾病並みに死亡者数が多いらしい
この曲を聴いて少しでも中絶しない人が増えると良いですね
予感
前の曲から一変して爽やかな明るい曲(内容は失恋だけど)
PVの京が髪型をアシメにしており、ニコニコ動画だとノンスタイルの井上だと言われる
この頃の京は活舌が良くないので「静かに」が「汁蟹」に聞こえるw
曲自体は良い曲なんだけど、ニコニコで初めて聴いたせいでどうしてもコメントの印象が強い
MASK
ヒトラー(?)の演説から始まる
歌詞は奴隷視点
初期黒夢の影響が強い
サビのハイトーンの伸びが良い
残-ZAN-
今作のキラー曲でPVはかなり過激なので閲覧注意
これをデビューシングルにする辺りがDIR EN GREYらしい
終始、気が狂ったようなシャウトをしており、初見だとキ〇ガイ色物バンドに見えるでしょうね
初期黒夢の「親愛なるDEATHMASK」に似ており、当時は京が黒夢の影響を強く受けていたので意識して作られたと思われる
アクロの丘
メジャーデビューシングルのうちの1作
初期DIR EN GREYを代表する名曲
メロディーも歌詞も凄く好きだし、ギターソロもベースソロも好き
ライブだと「BLITZ 5DAYS」バージョンが好き
おすすめの曲、お気に入り曲
- ゆらめき
- Cage
- 残-ZAN-
- アクロの丘
全てシングル曲です
アルバム曲は悪くは無いけどシングル曲の印象が強い
GAUZEのPV集とライブビデオ
GAUZE-62045-
GAUZE全曲のPVが収録されております
1999年12月18日 大阪城ホール
インディーズ時代~GAUZE~脈までの楽曲を披露したライブの模様が収録されております
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