DIR EN GREYの2ndアルバム「MACABRE」全曲の感想・レビューとおすすめの曲紹介

DIR EN GREY

こんにちは、アルタロトです

僕の大好きなV系ロックバンドのDIR EN GREYの2ndアルバム「MACABRE」を全曲レビューします!

MACABREの全体的な印象

前作「GAUZE」はX JAPANのYOSHIKIプロデュースの曲があったが、今作からは全てセルフプロデュースとなっており、曲の雰囲気がガラッと変わっている

 

悲しく切ない曲、退廃的で宗教観が強い曲が多く、気分を盛り上げるような曲は少ない

一見、ポップな曲でもちゃんと歌詞を聞くと、ポップとは正反対のテーマを扱っているというのはDIR EN GREYあるあるです

 

後の最凶アルバム「UROBOROS」の原点とも言える世界観なので、「UROBOROS」からDIR EN GREYに興味を持った人に聞いて欲しいアルバム

MACABRE全曲レビュー

Deity

「Deity」とは「神」のこと

SEかと思ったら1分40秒くらいから演奏が始まる

MACABREの濃厚な世界観への門を開いた感じがする

宗教観が強く、神を召喚する儀式っぽい(神より悪魔の方がしっくりくるけど)


変拍子と不思議なサウンドとシャウト、そしてキャッチーなサビ

これぞDIR EN GREYの王道スタイル

怪しげなイントロがすごく好き

1番サビ後のセリフは9割何を言っているのかわからないw

理由

失恋から自殺した人の心情を描いた曲

悲しげで叙情的なサウンドが心に沁みる

「自殺しよう」と考えるのはそれだけ相手のことを愛していたんでしょうね

egnirys cimredopyh +) an injection

タイトルは「hypodermic syringe an injection」となり、クスリのお話ですね

高音と低音ハモリ、ラップがあり、京の歌の上手さが光る

歌詞はエログロ系で、クスリで主人公の頭がおかしくなって殺人を犯した的な感じですかね

全体的に不思議なサウンドなのは耳がおかしくなったことを表現してるように感じる

2番サビ後に転調してベースが前に出てくるのが面白い

Hydra

セックス・マシンガンズのシド・ヴィシャスを崇拝する主人公の曲かな?

歌詞は単調だけど、それが逆にこの曲の世界観を引き立てている

サビのロングトーンシャウトは圧巻

宗教観が強く、まさに「MACABRE」らしい曲

蛍火

戦争で夫を亡くした妻の心情を描いた曲

全体的に物悲しい雰囲気で京の歌い方もどこか寂しげに感じる

サビでしゃくりあげるような歌い方をしているのも特徴的

【KR】cube


ベースのイントロから始まる

サウンドは妖しい感じなのに歌詞は子ども視点で和のテイストというのが面白い

サビで「くるり ふらり ふわり」なんて言ってるロックバンドはDIR EN GREYぐらいでしょうw

しかもこれをシングルにするから、またすごい

歌いやすく、歌ってて楽しいので結構好きな曲

Berry

英語で劇(?)が入るので舞台はアメリカかイギリスでしょうか

ひたすら速いテンポでリズムを刻むV系色の強い曲

内容は幼児虐待だけど、全体的にポップなので俗にいう「良い歌」かと勘違いしてしまう

ボイストレーニングのメニューであるタングトリルを曲中に使っており、京が段々歌が上手くなっていったのはこの曲のおかげ説が僕の中である、いや無い(反語)

MACABRE-揚羽ノ羽 三ノ夢ハ 二蛹 一-

タイトルの漢字部分は漢文なので「蛹ノ夢ハ揚羽ノ羽」と読む

10分超の大作で様々な展開のあるプログレ曲

前作「GAUZE」の長作「mazohyst of decadence」は聞く人を選ぶ痛々しい曲だったが、この曲は美しいサウンドと展開で食物連鎖を表現しており、初期DIR EN GREY代表曲と言える

audrey

恋人に振られた主人公の心情を描いた失恋ソング

流行りのポップな失恋ソングよりも、こういう落ち着いた感じの失恋ソングの方が僕は好き

何回もリピートしたくなるような曲ではないけど、たまーに聞きたくなる、そんな魅力がある

羅刹国

今作のキラー曲であり、前作のキラー曲「残-ZAN-」はハチャメチャV系ブラックメタルという印象が強かったが、この曲はサウンドも歌も完全にブラックメタルと言っても過言ではない

ライブでの代表曲になるよう制作されただけあり、現在でもライブで披露されるほど盛り上がる曲

激しい曲だけど和のテイストなのが面白い

なお、後に極悪なリメイクをされたので興味がある方はそちらもどうぞ

ザクロ

元恋人のことを思い、自分を傷つけ、段々と壊れていく女性を描いた曲

メロディーはポップだけど雰囲気は悲しい

最後の京の悲痛なシャウトは心に響く

太陽の碧


「ザクロ」から一変して爽やかな夏っぽい雰囲気の曲、でも歌詞は悲しい

最後の「傷付けられて 傷付けあって 人は傷を隠すけれど 自分自身を超えてみせるよ 傷は綺麗な花になる」という部分は痛みを乗り越えた先に希望があることを表しているようで、

“DIR EN GREYらしさ”はあまりないけど、だからこそ凄く深い意味があるような気がする

あと、アウトロのギターのアルペジオがすごく好き

 

この曲が最後にあることで「MACABRE」という濃厚で重い世界から抜け出したような気分になる

おすすめの曲、お気に入り曲

  • 【KR】cube
  • 羅刹国
  • 太陽の碧

ライブで盛り上がる2曲(【KR】cube、羅刹国)と、

DIR EN GREYらしさは少ないけど、すごく前向きな1曲(太陽の碧)にしました

MACABREの世界観を締めくくる楽曲「ain’t afraid to die」

「MACABRE」には収録されていないが、「MACABRE」の世界観を締めくくる楽曲として制作されたシングル曲「ain’t afraid to die」。「MACABRE」を語る上では欠かせない曲であり、ファンからも長く愛されている曲なので必聴です

 

ベストアルバムの「DECADE 1998-2002」と「VESTIGE OF SCRATCHES」に収録されています

もし、買うなら初期~詩踏みまでのアルバム未収録曲も網羅した「VESTIGE OF SCRATCHES」がおすすめです!

MACABREのPV集とライブドキュメンタリービデオ

鬼門

MACABRE~鬼葬までのシングル曲のPV集です

アルバム未収録の「ain’t afraid to die」も収録されております

TOUR 00>>01 MACABRE

ライブビデオではなく、ライブドキュメンタリービデオなので注意

 

  • MACABREツアーの裏側
  • 京が突発性難聴を発症
  • 貴重な「ain’t afraid to die」のライブ映像

などが、見所のドキュメンタリー映像です

 

DIR EN GREY関連記事

DIR EN GREYの1stアルバム「GAUZE」全曲の感想・レビュー、おすすめの曲紹介

DIR EN GREYの3rdアルバム「鬼葬」全曲の感想・レビューとおすすめの曲紹介

DIR EN GREYの4thアルバム「VULGAR」全曲の感想・レビューとおすすめの曲紹介

DIR EN GREYの10thアルバム「The Insulated World」全曲の感想・レビューとおすすめの曲紹介